トルクレンチの延長
RGV250γのピストンリングの交換時、シリンダを止めるナットとシリンダの隙間が狭く、トルクレンチのソケットが入りませんでした(;_;)
仕方なく手ルクレンチで誤魔化したのですが、やっぱり気になってしまい、色々と調べていったところ 『トルクレンチ メガネアダプター』 なるものを発見しました。
※STRAIGHTさんの「トルクアダプターセット」です。参考資料として使わせてもらいました。
手ルクレンチのときも12mmのメガネで締めたので、このアダプターを使えば正規のトルクで締められるのは確実です。
あとは、延長すると締め付けトルクが大きくなるので、設定トルクを計算するために自分が持っているトルクレンチの有効長を確認しようとしたのですが、PROXXONのホームページやネットで調べても残念なことに見つかりませんでした。。。
そこで、そもそも有効長とは何ぞやということで調べたところ、KTCさんのホームページに、いい感じな情報がありました。
※KTCさんのサポートページから借用しました。
上の画像では、すでにアダプター有りになっていますが「A:トルクレンチの有効長」というのがポイントで、ソケットをつけるところから手持ちの中心までとなっています。
これを自分のトルクレンチに当てはめてみると、有効長は240㎜となりました。
メーカー情報では無いため勘になっていまいますが、これを「トルクレンチの有効長」とします。
あとは、延長するメガネレンチの長さ(B:伸びた有効長)をもとめれば、希望する締付けトルクに合わせたトルクを設定することができますので、ネットで見つけた情報にもとに計算してみます。
[参考にしたサイト]
メガネレンチの長さを155mm、締付たいトルクを28N・m(T1)とし、T1=〔(A+B)/A 〕×T という公式を用いると、
T=28N・m×〔240/(240+155)〕≒17N・m
となり、トルクレンチの設定を17N・mに設定すれば、メガネレンチ末端部には約28N・mのトルクが掛けられることになります。
トルクレンチの有効長そのものが勘なので不安は残りますが、何度か確認して問題なさそうならば、この方法で行ってみたいと思います!
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